Quantcast
Channel: 「日本にR&Bを根付かせる!」西崎信太郎のブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1443

勝った者が強いじゃなくて、強い者が勝つ。

$
0
0



強い者が勝つ。

のでは無くて、

勝った者が強い。





もし、この構図が成り立たないのであれば、

夢を持って人生をかけて生きている人は、どこに希望を持てば良いのだろうか。



己の実力だけを信じて、

自分の力を信じて結果を残す。



その波乱万丈な生き様に、人々は引き込まれる。

筋書きの無い人生はドラマチックで、だからこそ面白い。










しかし、今の日本における音楽業界は、真逆。

勝った者が強い。

のでは無くて、

強い者が勝つ。





音楽の本質は娯楽。

だから、僕は作り手も、聞き手も、各々が好きなように楽しめば、それで良いと思う。



ただ、音楽にエンターテイメントやショー・ビジネスとしての1面で見た時、

聞き手はもっともっとわがままに、好きなように意見を述べるべきだと思う。



良いモノは良い、ダサいモノはダサい。

音楽は楽曲の作り手だけが作り上げる世界ではない。

聴く人も音楽業界発展の一因を担う重要なファクターであると、個人的には思っている。



ニューヨークのミュージカルが世界一素晴らしいと言われる理由は、

その観客が世界一素晴らしいから、という話もあるくらい。




聞き手も、もっとわがままに意見を言っちゃっていいと思う。

確かに、国や地域によって、音楽という娯楽に求める要素自体が異なる。



ただ、

歌手を目指すからには歌が上手いのはあくまでスタートラインであって、

という、音楽業界が本来当たり前に持つべき生態系が崩れてしまって、

当たり前じゃない常識が当たり前になってしまっている事が、問題かなと。






強い者が勝つ。

のでは無くて、

勝った者が強い。





これが日本でもスタンダードになれば、もっともっと日本の音楽業界が面白いものになると思う。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1443

Trending Articles