ちょっと嬉しいニュース。
生産量が前年の1.5倍に レコード人気、急回復のワケ
まぁ、僕自身もあれだけレコードを買い漁っていた時期があったにも関わらず、
今ではほとんどレコードで音楽を聴く事も無くなってしまいましたが。
今でも音楽を生産し発信する会社はレコード会社って言いますしね。
何か不思議な魅力はありますね、レコード。
今は、DLして音楽を買えば1曲¥150。
今から15年前くらいにシングルでレコード買う時、1枚¥1000くらい。
プロモ盤だと¥1500くらい。
何だろう、何だか不思議ですね。
当時は1曲買うのに¥1500を出す事に何の躊躇いも無かったし、
っていうより、早く買わないと聴きたい曲をゲット出来なかった。
これは、今が良いとか、昔が良いとか、そういう視点ではなくて、
曲自体に価値があった、とでも言いますでしょうか。
もちろん、今生み出されている曲に価値がないと言うのではなく、
当時は限られたツールでしか音源を聴く事が出来なかったから、
良くも悪くもバランスが取れていない部分も多かったような気がします。
でも、今思えばその不便さが超魅力的だったというか、
好みはバラバラでも、皆が良い曲と思う曲はある意味早い者勝ちと言うか、
聴きたくても聴けなかった時代がありましたね。直ぐ売り切れちゃって、もう買えないみたいな。
この前、マイメンのDJ Mike-Masa君と山形言った時に色々話しましたが、
当時は渋谷にもレコード屋が沢山あったし、
アパレルみたいに頻繁にセールをやっていたし、皆朝から並んでレコード買いまくって。
MISIAさんがまだデビューしたばかりの頃、
デビュー曲の「つつみ込むように」のアナログ盤が¥100000くらいまで値段が上がるくらいブレイクしちゃって、
そんな事があったから、セカンドの「陽の当たる場所」のアナログ盤がリリースされた時とか凄くて。
僕とマサ君、当時は全くの他人だったけど、そのMISIAさんの「陽の当たる場所」の予約が出来るって言う事で
今は無きCISCOの上野店の予約出来る日にいたらしく。僕もその時そこにいて。
で、当時のB-Boy達があまりにも上野店の周りに押し寄せ過ぎちゃって、
きっと当時のCISCOの店員さんも急遽思いついたんでしょうね。
「じゃあ、今から西郷隆盛像の前で整理券配ります」って。
??( ゚ω゚)??
B-Boy達が
これを求めて
これですよ。
皆ピュアでした。
ピュア度で言えば、多分一昔の前の方達の方がピュアだったと思います。
色々と時代背景の影響もありましたが、夢を描けたと思うんですよね、色々。
音楽業界も色々な状況を迎えて変革の時期ではあると思いますが、
だからこそ少しでもシーンに光を灯せるような事をやり続けないといけないかなと改めて思います。
たまにはレコードも聴かないとダメですね。
ちょっと、リフレッシュ出来ました!
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