たくさんの夢が消えてなくなる
新しい奴らが現れてこのゲームのスタートボタンを押す
ゲームセンターみたいに華やかに見える
レコードレーベルが次の奴隷を探してる
非現実的さ
お前は夢想的すぎるぜ、ワオ
奴らはお前を持ち上げて、叩きつぶす
とことんな、泣くなよ
Oh、カワイイおこちゃま、泣くなよ
有名になりたいのか?
なぁ、有名になりたいのか?
名声がお前を貧しくすることもある、MCハマーをみな
格別な愛を奴らは与えてくれるだろうな
お前の銀行口座の金額を覗きながら
ここに数千ポンド
あそこにも数千ポンド
ニュースに出ないように必死
お前が望んで来た人生ってこれか?
そんなに憧れてるのか?そんな目をするほど、wow
コントロールを失った時、全てが崩れてくのさ
これは、7月にリリースさせて頂くイギリスのアーティスト
Esco Williamsの曲の歌詞の一部。
これはかなり刺のあるリリックですが、
UKも日本の音楽シーンも、まぁ似たような感じ。
このエスコのリリックは、まぁ間違っていないなっていうのが正直なところだし、
結果論ですが、こうやって僕らとエスコがレコード契約をしたというのも
こういう根底の思想が近かったからなのかな、と。
エスコ自身の他のリリックを見ると、
色々と苦労しているだろうし、また夢もデカイのだろうし。
僕が非常に疑問に思うのが、
とりあえず「メジャー・レーベルでデビューするのが夢です」
っていう目標を掲げるアーティスト。
それ自体の夢は大変素晴らしいし、是非目指して欲しいんですけど
僕からすれば「じゃあ、行ってどうするの?」っていう話。
あらかじめ断っておきますが、僕の周りにいるメジャー・レーベルの方々や
アーティストの方々は大変素敵な方達ばかりで、いつもそのバイタリティの高さに刺激を頂いております。
メジャー・レーベルに行って
1年後にこういう事やりたくて、3年後にはこういう夢があって、
とか、明確なビジョンがある人はガンガンチャレンジした方が良いと思う。
大きな資本じゃないと出来ない事も沢山あるし。
でも、
「何かカッコいいから」
っていうくらいの理由だったら、
今直ぐ自分の手で稼ぐ方法を追求する事をオススメします。
これは個人的な持論ですが、
夢って、思い描けば叶うと思うんです、ある程度の事は。
でも、その夢自体が自分の望むべき事かっていうのは、全く別の話。
「自分が自分の人生で欲している物は何か?」
それをはっきりと認識していないと、辿り着いた先には何も無かったり。
自分は音楽の世界に入る前までは、やりたくない仕事でお金もらって
でもそんな人生はつまらなくて、今は自分の好きな音楽を仕事にさせて頂いて
でも、自分のやりたい事があるから、ある程度ハンドリングがしやすい
フリーランスっていう形で、ある意味どこにも属さない状態でいますし。
僕がやるべき事は
「日本にR&Bを根付かせる」事であって、
やりたい事が沢山あって、やらなきゃいけない事も沢山あって。
話が飛んでしまってますが、
エスコのリリックもそうですけど、
やりたい事が明確な人は自分でやった方が良い
っていうのが、僕なりな考え。
今の自分も、何もかも1人でやっている訳ではなく
沢山の人の支えがあって色々な事をやらせて頂いていますが、
要は自分の主張を真っ当に通せない環境では、やっぱり辛いのかなって。
いつまでも信じたいのは、自分の感性とアイデア。
今日もヤバいくらい楽しい1日でした。
この話は次回へ続く。
僕が尊敬する、自分自身でやれる事をやりまくるライジングスターなアーティスト達。
今日の1曲。
Claude / Don't Mean A Thing
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大切な事は夢を持つ事じゃない。夢を鮮明に描く事。
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